大人の泣ける漫画 コウノトリじゃないよ!コウノドリだよ!

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ずっと今までコウノトリだと思ってた!

よく見たらコウノドリだった!

あまり、医療系漫画は読んでなかったんだけど、

やはり、医療系漫画は泣きやすいね!大人でも!

いや、大人だからこそか?

 

コウノドリの主人公は産科医で、

漫画の舞台は出産の現場だから、

かなりの率で泣ける話になってる。

 

切迫流産や、人工中絶など、だいたい毎回、

普通の出産にはならない。毎回普通だったら漫画が盛り上がらないから。

 

一巻で二か所も泣いてしまったところがあったよ。

 

人工中絶は、

母体の健康上の理由

経済的理由

暴力行為よる妊娠の場合に行えると定められているそうです。

学生の場合の中絶理由の多くが『経済的理由』によるものですね。

学生時代にセックスしなかった(できなかった)身としては、

『このリア充が!爆発しろ!』ですが。

 

中期妊娠中絶は死産扱い

役所に死産届、火葬の必要もあるそうです。

主人公サクラ先生は

『喜んで中絶を受ける女性はいません』といってるけど、

なんの罪悪感もなく中絶しちゃう人もいるだろうなーとは思いました。

妊娠したことも、女性でもないので想像でしかないですが。

読み進んでいたらサクラ先生が言ってました。

『中絶と向き合わないまま

中絶を行ってしまったからだと思います』

た、確かにそうかも。中絶の意味を理解せず、

『妊娠しても処置すれば大丈夫』と思ってしまった人は

何度も中絶を繰り返すのかもしれない。

 

 『子供を産む』という言葉では一つしかないことが、

実際には、一つ一つの出産で違っているのが、

この漫画を読むとよくわかるし、出産について考える機会になるね。

 

絵の感じは少し下手な感じ。

でも、読んでいて苦にならないし、個性的と捉えることもできる。

ドラマ化する漫画って絵が下手な漫画が結構ある気がする。

重版出来とか、ドクターコトーとか。

その分内容で勝負してるって感じで、

読むといい漫画だってすぐわかるから、

機会があったら読んでみて!

あと、

妊婦は海外旅行に行かない方が良いって知った!

医療費が海外だとやばいことになる可能性があるから。

せめて国内旅行にしときなさい!

 

熊本市議会での赤ちゃん騒動で考えたこと

20歳未満の出生数約12000。

20歳未満の中絶数約16000。平成27年度 人口動態統計より

二十歳未満で妊娠した人は半分以上が中絶を選択しているそうです。

どう考えても、今後の人生への負担を考えると中絶の方が

現実的だとだれも考えますから。

でも、それでも4割は出産をして育てようとしているという事だから、

すごいと思うね。

熊本市議会で赤ちゃん連れ問題で騒がれたけど、

職場単位で考えたら、職場に赤ちゃんがいない方が仕事は捗るだろうけど、

社会全体で観たら、『安心して働く女性が出産できない社会』だった場合の

悪影響の方がずっと大きいと思う。

木を見て森を見ず的な感じ。