裁判を見学に行ったことあるでしょうか?
うつ猫は今まで気になっていましたが、
なんとなく行けずにいました。
裁判長! ここは懲役4年でどうすか
を漫画アプリで読み始めて
「見てみたい!」と再度強く思って、
一番近くの裁判所に行きました。
うつ猫の地元は茨城なので
水戸諜報裁判所の支部に行ってきました。
ふつうの裁判を傍聴するのに手続きはありません。
ふらっと入室して傍聴できます。
退出も可能です。
ただし、裁判の邪魔にならないように静かにすることが大切です。
とりあえず、2件の裁判を傍聴しました。
建造物損壊罪と覚醒剤取締法違反
建造物損壊の裁判は、
被告が初犯なのに反省の色も何も見せず、
『この人、バカなの?』
って思ってしまう発言がいくつも見られました。
検察官も裁判官のあきれて見えました。
覚醒剤取締法違反は
前科2犯で同じく両方覚せい剤。
茨城の地方都市にも薬物は広がってるんだと実感しました。
『疲れをとるためにやった』
という被告に
違法性のない方法で疲れをとればいいのにと
心から思いました。
この犯罪で前科3犯。
検察は懲役2年を求刑。
麻薬や覚せい剤は一度やると
やめられないものだとよく言いますが、
本当ですね。
三度目の犯行で被告の言い訳も苦しいと見えました。
寝坊の言い訳も3度目くらいになったらかなり苦しいですからね。
被告は手錠と腰ひもで拘束され入廷してくるのですが、
『ドラマっぽいな』ってのがうつ猫の感想でした。
裁判という『非日常』を気軽に体験できる『裁判傍聴』
地裁支部で一日の件数が少なく、
傍聴の選択は少ないですが、
とりあえず10回くらいは傍聴してみて、
継続するか決めようと考えています。
裁判所に行くまでなんの裁判があるかわからない以外は
だれでも普通の恰好でただふらっと行くだけで傍聴できるので、
「気になってるけど行ってない」という人は行ってみるのをおすすめします。
機械での録音録画は出来ませんがメモは大丈夫です。
一度傍聴すれば
『被告人席には絶対座りたくない』と思うはずです。
人を裁くことなかれ、
しからば汝が裁かれん
新約聖書より