本当に稼いでいるアフィリエイターは、なぜ初心者にコンサルするのか?
「アフィリエイトで月100万円稼いでいます。あなたにも稼ぎ方を教えます」
ネットでは、こうしたアフィリエイトコンサルの宣伝をよく見かける。
もちろん、本当に実績があり、指導もきちんとしている人はいるだろう。
しかし、以前から個人的に気になっていたことがある。
本当にアフィリエイトで大金を稼いでいる人が、なぜ自分の貴重な時間を使って、数万円程度で初心者を指導するのだろうか?
自分でアフィリエイトをやればいいのではないか。
あるいは、本当に親しい友人ならともかく、なぜ赤の他人を稼げるようにしてあげる必要があるのか。
この疑問について、賛成派と反対派の立場から考えてみた。
「稼いでいる人がコンサルするのは普通」という意見
まず、コンサルを擁護する側の意見を考えてみる。
理由は単純だ。
教えること自体がビジネスになるからだ。
例えば、
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アフィリエイトで月100万円
-
コンサルで月100万円
なら、合計200万円になる。
自分のアフィリエイトだけに集中する必要はない。
料理人が料理教室をやるのと同じで、アフィリエイターが自分の経験をコンサルとして販売しても不思議ではない。
また、教えることが好きな人もいる。
さらに、
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収入源を増やしたい
-
自分のブランドを作りたい
-
将来的にスクールを作りたい
-
コミュニティを作りたい
-
人脈を広げたい
といった目的も考えられる。
したがって、
「コンサルをしている=アフィリエイトで稼げていない」
とは言えない。
しかし「それなら、なぜ自分でアフィリエイトをやらないのか?」
ここからが重要だ。
例えば、本当に月1000万円をアフィリエイトで稼いでいる人がいるとする。
その人が初心者10人に、
1人5万円でコンサルしたとする。
売上は50万円。
しかし、そのためには、
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面談
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質問対応
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添削
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教材作成
-
メールやチャット対応
などの時間が必要になる。
月1000万円を稼ぐ人にとって、50万円のためにそこまで時間を使うことが本当に合理的なのか?
もちろん、コンサルを仕組み化すれば負担は減らせる。
しかし、そうなると今度は別の疑問が出てくる。
「本人から直接教えてもらう」というコンサルの価値は、どこまで残るのか?
本当に価値があるのは「情報」なのか?
アフィリエイトの基本的な情報は、現在ではかなり無料で手に入る。
例えば、
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SEO
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キーワード選定
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記事の書き方
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ASPの仕組み
-
WordPress
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SNS集客
-
成約率改善
-
アフィリエイト案件の探し方
などは、ネット検索やYouTube、SNS、AIなどを使えばかなり調べられる。
そのため、
「知識を教えるだけ」のコンサルの価値は以前より下がっている
と考えたほうがいい。
特に2026年現在はAIがある。
「このジャンルに参入する価値はあるか?」
「この記事の問題点は?」
「競合と比較して改善すべきところは?」
「このサイトで売上を増やすなら、何を優先するべきか?」
といった質問をAIに投げることができる。
もちろんAIが常に正しいわけではない。
しかし、無料情報とAIを組み合わせれば、初心者でもかなりのところまで自力で調査できる。
「できていないことを指摘するだけ」なら、誰でもできる?
ここもコンサルを考えるうえで重要なポイントだ。
例えば、
「この記事をもっと改善しましょう」
「SEO対策が足りません」
「キーワード選定が重要です」
「SNSも活用しましょう」
というアドバイス。
これは、無料記事を読んでも出てくる。
極端に言えば、
「できていないことを指摘するだけなら、誰でもできるのでは?」
という疑問が出てくる。
これはかなり正しい。
ただし、すべてのコンサルがそうだとは限らない。
本当に価値があるのは「個別診断」かもしれない
例えば、
「この記事のアクセスが少ない」
という問題があったとする。
初心者なら、
記事数が足りないのでは?
SEOが弱いのでは?
ドメインが弱いのでは?
などと考えるかもしれない。
しかし、経験者がアクセスデータを分析して、
「PV不足ではなく、実は成約率が問題です」
と判断できるなら価値はある。
さらに、
「このページはCTRが高いので、記事を増やすより成約導線を改善したほうがいい」
「この案件はアクセスを集めても承認率が低いので、別案件をテストしたほうがいい」
など、データから具体的な優先順位を決められるなら、単なる一般論とは違う。
つまり、
「何を知っているか」より、「その人の状況を見て何をすべきか判断できるか」
が重要になる。
それでも「利益が出る保証」はない
ここは絶対に忘れてはいけない。
コンサルを受けたからといって、
利益が増える保証はない。
例えば5万円払って、
月0円→月0円
という結果になる可能性もある。
コンサルタントが嘘をついていなくても、
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Googleで順位が上がらない
-
競合に負ける
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案件が終了する
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報酬単価が下がる
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SNSの仕様が変わる
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本人が作業できない
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市場そのものが縮小する
など、さまざまな要因がある。
したがって、
「正しいアドバイス」=「利益が出る」
ではない。
ここを混同すると危険だ。
1~5万円のコンサルなら安い?
以前は、
「高額コンサルは危険だが、1~5万円程度なら試してもいい」
という考え方もできた。
しかし、冷静に考えると、
1~5万円でも本当に必要なのか?
という疑問は残る。
1万円でも、
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無料情報で調べられる
-
AIに相談できる
-
自分で競合を分析できる
-
SNSで質問できる
内容なら、わざわざ払う必要はない。
逆に、
その人しか持っていない実務経験やデータがあり、自分一人では解決できない具体的な問題がある
なら、1~5万円を払う合理性は出てくる。
つまり、
「1~5万円だから安い」ではなく、「その5万円で何が変わるのか?」
を見るべきだ。
そして、もっと根本的な疑問
ここで最初の疑問に戻る。
本当に大金を稼いでいる人は、自分の時間を使って初心者を指導するのか?
答えは、
「する人もいる。ただし、なぜするのかを考える必要がある」
だと思う。
理由としては、
① 教えること自体が儲かる
アフィリエイトよりコンサルのほうが効率的なら、コンサルをするのは当然だ。
② 収入を分散したい
アフィリエイトだけに依存するのはリスクがある。
③ 教えるのが好き
これは普通にあり得る。
④ ブランドやコミュニティを作りたい
将来的なビジネスにつなげる目的もある。
⑤ 実はアフィリエイトよりコンサルのほうが本業
ここは注意が必要だ。
「アフィリエイトで月100万円」の意味を考える
例えば、
「アフィリエイトで月100万円稼ぎました!」
という実績があったとする。
しかし、
「現在も毎月100万円稼いでいる」
とは限らない。
過去に一度だけ月100万円だった可能性もある。
その後、
アフィリエイト収入10万円
コンサル収入300万円
になっているかもしれない。
それなら、その人にとっての本当のビジネスは、
アフィリエイトではなくコンサル
かもしれない。
これは詐欺とは限らない。
しかし、コンサルを購入する側なら知っておきたい情報だ。
「本当に儲かる方法なら、他人に教えたら競争相手が増えるのでは?」
これも面白い疑問だ。
もし、
「競争相手がほとんどいない、非常に儲かる方法」
を持っているなら、それを100人、1000人に教えれば競争相手が増える。
同じキーワードを狙う人が増えれば、
-
SEO競争
-
広告競争
-
SNS競争
が激しくなる可能性がある。
だから、
本当に強力で希少なノウハウほど、不特定多数に販売することには少し矛盾がある。
もちろん、必ず矛盾するわけではない。
ジャンルを分散させたり、別の市場を教えたりすることもできる。
しかし、
「誰にも知られていない秘密の方法だから高額」
というセールストークには、一度立ち止まって考える価値がある。
「本当に稼いでいる人はコンサルしない」は言い過ぎ
一方で、
「本当に稼いでいる人なら絶対にコンサルなんてしない」
と決めつけるのも間違いだ。
実際に、
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自分の経験を人に教えたい
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教育事業をやりたい
-
人を育てるのが好き
-
コンサルそのものを事業にしたい
という人はいる。
したがって、
コンサルをしていること自体は怪しい理由にはならない。
問題は、
「何で稼いでいるのか」
だ。
コンサルを見るときに確認したいこと
個人的には、次の質問をしてみたい。
① 現在もアフィリエイトで稼いでいるのか?
「過去に稼いだ」ではなく、現在はどうなのか。
② アフィリエイト単体の収益なのか?
コンサル、教材、スクール、YouTubeなどを合算していないか。
③ コンサル収入のほうが大きくないか?
もしそうなら、その人の本業はコンサルかもしれない。
④ なぜ自分のアフィリエイトに時間を使わないのか?
合理的な説明があるか。
⑤ 具体的に何をしてくれるのか?
単なるアドバイスなのか。
それとも、
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データ分析
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戦略立案
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実行支援
-
検証
-
改善
までやるのか。
⑥ 無料情報+AIではできないことなのか?
ここも重要だ。
一番信用しやすいのは、むしろ「保証しない人」かもしれない
例えば、
「私のコンサルを受けても稼げる保証はありません」
「まず無料でできるところまでやってください」
「自分で調べて、それでも分からないところだけ相談してください」
「あなたの場合、今はコンサルを受ける必要はないと思います」
こういうことを言う人がいたら、少なくとも営業だけを目的にしている印象は弱くなる。
逆に、
「初心者でも簡単」
「絶対稼げる」
「必ず元が取れる」
「独学では無理」
「この方法は一般公開していない」
「今すぐ申し込んでください」
となるほど、慎重に見たほうがいい。
結論
今回の疑問から考えると、
「アフィリエイトで本当に稼いでいる人がコンサルをすること自体は、別におかしくない。」
しかし、
「なぜその人はコンサルをしているのか?」
を考えることは非常に重要だ。
特に、
「アフィリエイトで稼いでいる」
という実績と、
「アフィリエイトを教えることで稼いでいる」
という事実は、まったく別物だ。
そして、コンサルを受ける側は、
「この人はアフィリエイトで稼いでいるのか、それともアフィリエイトを教えることで稼いでいるのか?」
を区別する必要がある。
個人的な結論
初心者の段階なら、
無料情報+AI+自分で実践
を先にやる。
そこで、
「何が分からないのか」
を明確にする。
それでも自力では解決できない問題が出てきたなら、その問題に対してだけ有料相談を検討する。
いきなり、
「初心者だからコンサルを受けよう」
とは考えない。
なぜなら、初心者にはまだ、
「コンサルによって何が改善されるのか」
すら分からないからだ。
そして何より、
「コンサルを受ければ稼げる」という保証は存在しない。
だからこそ、
「本当に稼いでいる人なのか?」
だけを見るのではなく、
「その人は現在、何で稼いでいるのか?」
を見る。
これが、アフィリエイトコンサルを検討するときの重要な視点だと思う。
「本当に稼げる人なら、なぜ私を稼がせる必要があるのか?」
この疑問を持つこと自体は、決してひねくれた考えではない。
むしろ、数万円~数十万円を払う前に一度考えておくべき、かなり健全な疑問だと思う。