たけのこで儲かってると言えば、静岡の風岡直宏さん。誰が付けたか『タケノコ王子』
一時期、テレビのバラエティでも紹介され、
燃焼1億、年収3千万円!
たけのこに興味を持ったうつ猫です。
『たけのこ』『儲かる』で検索しても、
たけのこ王子の記事ばかりで、具体的な情報は全くといいほど見つかりません。
『たけのこ』『収益』で検索すると、情報は古いですが、
検討できる資料がいくつかネット上に見つかります。
昭和55年の資料で(古い)
10a(アール)=1000㎡で収穫量が1500kg
とりあえずキロ単価を400円/kgとすると、
収入は1000㎡で60万円
ですがこれからさらに諸経費がかかります。
昭和55年の資料でみるとおよそ純利益はこの1/3くらいになってるので、
純利益は1000㎡で20万円・・・
年収500万を目指すなら25倍で2500㎡
東京ドームの半分ちょい越えの面積。
たけのこだけで生計を立てたいなら
山一つ分くらいは必要です。
『竹山』『購入』で調べると、
カンニング竹山ばかり出てきて・・・邪魔!
山林は田畑と違い値段は安いので、
放置された竹山なら数百万円で買えるかもしれません。
たけのこの種類
孟宗竹
淡竹
真竹
根曲がり竹
四方竹
などがありますが、普通に売る場合を考えると孟宗竹になるでしょう。
根曲がり竹は、毎年ニュースで熊に襲われた人が出るタケノコです。
積雪のある北の地域じゃないと栽培できないらしいので。
静岡の風岡直宏さんが栽培してるのは孟宗竹の中でも
白子タケノコと呼ばれるものです。
京筍と呼ばれるものも白子タケノコです。
かなりの手間をかけて栽培する必要があるようです。
筍といえど、しっかり手間を加えなければしかした物は出来ません。
ほかの作物同様に質、量ともに大きな差が出て来ます。
結論
安易な考えでは参入できないビジネスです。
農業の一つなので当たり前と言えば当たり前かもしれませんが。
『タケノコ王子』の例しか見つかりませんが、年収数千万を超える農家もあるので、
可能性の無いビジネスではないでしょう。
『タケノコ王子』の場合、ある種のブランド化が出来て販路が確保出来ているからですが。それはどの、農業、職業でも言えることですし。
実際、儲かっていても『儲かってるぜ』っていう人はあまりいないですからね。
『タケノコ王子』の場合は、広告として考えてテレビなどにも紹介された面があります。ふらっと参入できるビジネスではないので模倣される心配もほぼないですから。
販路も数年は作らないと開けないでしょうし、
それまでは、農協に出荷することになるでしょう。
そうなると、単価も安いのでなかなか儲けはでません。
販路の確保がどの新規農業者についても大きなポイントですね。
やってる人が少ないから儲からないと考えるか、
やってる人が少ないからこれから始めても儲けられると考えるか・・
あなた次第。